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■ 美術館(県立美術館をPFIで)

生涯学習時代にふさわしい機能を備えたVFMの高い美術館の建設をモデルケースとしてご紹介します。
このモデルケースはBOT型のプロジェクト推進形態です。美術館はSPC(事業会社)が設計・建築し、その後30年間にわたり保有。 維持管理、美術館支援(喫茶・レストラン等の運営)業務などを行います。また、維持管理は既存の県立美術館についても併せて行います。
金融機関(銀行)はSPCに対して約30億円の融資を行いました。スキームの構築にあたっては、県と銀行団との直接契約(Direct Agreement)の締結に加え、 県、SPC、銀行団による関係者協議会の設立、県とSPCとの間の事業権契約などを通じて、官民の役割分担を明確化するとともに、長期にわたる事業運営を円滑化するための体制を構築しました。
民間における役割分担も、総合商社のマネジメント、建設会社による建設、警備会社による維持管理、リース会社による機器リース、ケータリングサービス会社による飲食サービス提供など、関係者の適性を生かした分担とし、リスクを適切に分散しています。もちろん、様々なリスクに対して損害保険会社による保険商品の提供も行われました。
結果として、県においては美術館運営における民間の事業ノウハウ・資金の活用が実現できただけにとどまらず、県が独自で事業を行う場合に比べかなりの行政コスト節減を生み出している点においても、PFI事業として意義高いプロジェクトとなっています。

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