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PFIビジネスは、自信のある技術(コア・コンピタンス)を保有している中堅・中小企業にとってのビジネスチャンスです。 PFIでは、地方公共団体が民間事業会社を選定する際には、中立の第三者機関が提案事業を審査・アドバイスします。ですから、これまで系列等の企業のつながりがなくても、適切なパートナーと組むなどの方法により、 提案型営業を展開し、設計から運営まで関わっていくことも可能です。
PFIビジネスの融資形態は、土地に担保を設定した従来の融資方式ではなく、事業の採算性や継続性を重視するプロジェクトファイナンス方式が主流です。これは、中堅・中小企業にとって「知恵比べ」をして大企業と同じ土俵で提案・実施できる方式といえるでしょう。

このコーナーでは、日本に最初にPFIを紹介した日本総合研究所の井熊均さんにインタビュー。
企業にとってのPFIのメリットを中心にお話いただきました。

井熊 均

日本総合研究所創発戦略センター所長、主任研究員。1958年生まれ、1983年早稲田大学大学院理工学研究科修了、90年株式会社日本総合研究所入社。著書に「PFI公共投資の新手法」(日刊工業新聞社)等、多数。
PFIビジネスの今・これから

公共サービスや事業について、民間企業でも担っていける仕組みがPFIです。つまり、このPFIというのは公共事業の市場開放あるいは公共事業のアウトソーシングという側面を持ちます。
ですからPFIは中小企業にとっては公共事業という市場へ進出する大きなチャンスなのです。今まで公共事業になかなか参入できなかった企業が公共のためのより良いサービスを提供する機会に挑戦できるからです。